農事組合法人 房総食料センター

皆さんは千葉県の山武エリアに来られたことはございますか？
九十九里浜に面したこの地域は冬でも比較的温暖で、野菜やお米などの農業生産も盛んにおこなわれています。
当センターは、その山武エリアの町、横芝光町を拠点に、周辺地域の農業生産者が生産する約50品目の野菜やお米を集荷し、生協などに販売しています。
農家の方々が丹精込めて栽培した野菜などを適正価格で販売し、農家の役に立つことを目標に、農家の方々と連携しながら様々な取り組みをおこなっています。
地域の農業の発展を目指して、生産者同士・生産者と消費者の”ひびきあい”を大切に立ち回っているため、消費者の方が農業を身近に感じてもらうためのイベントの企画や、農家さん同士の意見交換の場を設けることも重要な役割の一つです。他にも、安全でおいしい野菜を届けるために講師を招いて栽培学習会を行ったり、独自配合した有機肥料を作ったり、土づくりのための土壌分析を行ったりと安全性の確保に力を入れています。

今回は、生産者さんが作った野菜やお米の販売を担う、営業職を募集いたします。
私たちの営業は、地域の生産者さんが作った美味しい野菜を、一般の消費者に届けるために立ち回る仕事です。
主な役割は2つ。
１つは、生産者の方々と密に連携を取り、品目ごとの状況をしっかりと把握すること。そしてもう1つは販売先に対して販売の更なる拡大の営業をおこなうことです。
具体的には、特定の野菜の担当となり、その野菜の生産者の方とコミュニケーションを取り、生産状況を確認してどの農家さんがどれくらい収穫することができるのか等を把握します。そのうえで、販売先に対して販売の提案をしていきます。販売先は既存の取引先が中心ですが、新たな販売先の開拓をしていくこともあります。販売をスムーズにおこなうためには農家さんといかに交流を持ち、状況をくみ取れるかがポイントになりますので、農家さんとチームになってうまく販売をしている感覚に近いです。「異常気象」が当たり前のような不安定な陽気の中で、出荷量も中々予定通りにいかないことも多々あるだけに、担当農家さんの野菜がうまく売れたときは一緒になって喜んでいます。
また、販売先から要望のある品目を生産者に作付け提案することもあります。生産者と直接やりとりするので、最初の作付けから販売まで全体的な流れに関わることができるのも面白い所です。


農業に関わる仕事がしたい、農家の役に立つ仕事がしたい、農業を通じて地域の発展に貢献したいといった思いをお持ちの方にはピッタリの仕事です。
また、営業が未経験という方も、野菜や農業の知識がないという方も、はじめは先輩職員と一緒に行動してもらって農場現場や実務等の研修を通じて、立ち回り方や農業について学んでいただき、徐々に一人で担当を受け持っていただくようにいたしますのでご安心ください。
地元の方はもちろん、現在は遠方にお住まいで、移住先をお探しの方ももちろん歓迎いたします。 横芝光町は東京都心から１時間半程度でアクセスできる、程よい田舎町です。通勤電車の大変さとも無縁で、サーフィンやゴルフなどのレジャーもいろいろ楽しめます。条件によっては千葉県の移住支援金制度の活用ができる場合もありますので、まずはご相談ください。

全国的に生産者の高齢化が進み、後継者不足が叫ばれる中、生産者が農業を続ける力となる存在になることを目標に、生産者の方が作ったお野菜を多くの人に届ける、その考えに共感いただけましたら、是非ご応募いただけましたら嬉しいです。