- 現地体験レポート：曽我の屋農興株式会社（栃木県那須町/養豚）従業員インタビュー
2018年新卒入社
現在は、繁殖部門の担当として、母豚の種付けや分娩介助、子豚・母豚の体調管理、離乳、豚舎管理などの業務で活躍中。
A.私はもともと動物が好きで、動物の専門学校に通っていました。就職をするうえでも、ぜひ動物に関わる仕事がしたいと思っていたんですが、そんな折、学校で曽我の屋農興の求人のことを知って養豚の仕事に興味を持ったんです。
Q.動物の仕事や養豚の仕事もいろいろとあると思いますが、そんな中で曽我の屋農興を選ばれた”決め手”は何だったんですか？
A.実際にどんな仕事をするんだろう、どんな環境でどんな人たちと働くんだろう、と思って会社見学を兼ねて実習に参加したんです。当時は3日間の体験プログラムが用意されていました。（現在は1日半で実施）
実際に体験をしてみることで、たくさんの豚をお世話することができる仕事に、より興味関心度合いが強くなりました。
体験中は、先輩社員の方からリアルなお話を聞くことができたり、あらゆる仕事の現場を見させていただいたりしてとても有意義な時間でした。
そのときに、良いところだけでなく、大変なことやツラいことなどについてもちゃんと教えてくれたり、見せてもらえたりしたことが私がこの会社に入社を決めた理由です。「ありのまま」を伝えてもらえて、誠実な会社だなぁと思ったんです。 Q.入社後は、どのような仕事から始められたんですか？
A.入社してから4年目くらいまでは、肥育から出荷するところまでを担当しました。30kgの豚を120kgになるまで育て上げる仕事です。入社したてのころはわからないことばかりでしたが、新入社員１人１人のペースに合わせて教育係の先輩社員が指導してくれたので心強かったです。4年目からは現在の繁殖部門の仕事に移りました。
Q.現在の仕事の1日の流れを教えてもらえますか？
A.まずは朝、豚舎の中を見回って豚舎内の温度管理や、子豚や母豚の体調チェックをおこないます。それで、体調の悪そうな子豚や母豚がいれば治療をおこないます。これでだいたい午前中が終了です。
午後になると、離乳する豚を保育舎に運んだり、移動させたトラックを洗浄したり、豚舎内の見回りをしたりして１日が終わります。
A.生き物相手の仕事なので、毎日やっていると残念ながら豚が死んでしまうこともあります。中には、母豚が死んでしまうこともあり、そんなときは子豚に、代わりとなる母豚を付けてあげなければいけません。これをうまくやらないと母豚が乳を飲ませてあげなかったり、子豚が乳を飲まなかったりして子豚が育たなくなってしまいます。でも、私たちがうまく管理してあげられれば子豚はちゃんと育ってくれます。そうして手をかけた豚がちゃんと育ってくれると「やったー！」という気持ちになります！
豚は経済動物ですが、生きている間は健康で元気にちゃんと育ってもらいたいと思っています。豚が元気に育つとやっぱり嬉しいものです。
Q.大山さんから見て、会社の良いところはどんなところですか？
A.日々の仕事は部署ごとにおこなっているんですが、他の部署が困ったりしたら部署を超えてお互いに助け合う風土があり、優しい社風だなと思っています。１人１人のペースや適性に応じて仕事を振ったりと、社員が働きやすい会社だと思います。
Q.現在7年目ですが、この先、どのようなことを目指していらっしゃるんですか？
A.今は、部署の主任から指示を受けて作業をおこなっていますが、さらに経験を積み、ゆくゆくは部署を任せられるような存在になっていきたいなと思っています。 Q.ありがとうございます。最後に、養豚の仕事や農業の仕事にご興味のある方に向けてメッセージをお願いします！
A.私がそうでしたが、少しでも興味があれば、ぜひ現場に一度来てみていただきたいです。見たり、聞いたり、触れたりして、ぜひ五感で感じていただくと、向き・不向きが見えてくるはずです。
当社では、１日半の体験実習をおこなっています。
ご参加いただいた際にはひょっとしたら私もお話をさせていただくかもしれません。皆さんにお会いできることを楽しみにしています！
「オンライン説明会（45分）」「1日半の会社見学＆体験会」も開催しておりますので、お気軽にご参加ください。
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