- 2017/01/23(月)
- 「高知とメロンに魅せられて...」―谷口晃次さん
谷口 晃次 さん(23)
勤務先:高知県香南市
株式会社篤農
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高校時代は魚の養殖について学び、
卒業後3年間は農業とは別の仕事をしていましたが、
転職し、農業の仕事を選んだ谷口さん。
2015年7月、農家のおしごとナビを通じて
高知県のこだわりメロン農家、
「株式会社篤農」へ応募されました。
出身は日本海側福井県。
全く逆の太平洋側高知県へやってきて丸1年が経過しました。
そんな彼へ“今の気持ち”を
直撃インタビューしました!
Q&A形式でご紹介します。
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Q.なぜ「株式会社篤農」へ応募したのですか?
⇒A. 高校卒業後、3年間は土木関係の仕事をしていましたが、高校時代は一次産業に関わる勉強をしていたため、農業の仕事をやってみたいとずっと気になっていました。
インターネットで「農家のおしごとナビ」を見ていて、その中でピンときたのが株式会社篤農でした。
決め手は「高知県」と「メロン」。
出身は福井県で高知県とはほぼ真逆の地域に住んでいたのですが、高知県へは高校時代に合宿で訪れたことがあり、雪がなくあたたかな気候...目に入る美しい長閑な景色...広大な太平洋の解放感...「いい所だなぁ」という印象がずっと心に残っていました。
そしてやはりメロンが好き!ということです。
「おいしい!」と笑顔になれるものを作りたいと思い、株式会社篤農へ応募しました。
Q.高知県に住んでみて、いかがでしたか?
気候だけでなく、人もあったかい地域でした。
高知県には親戚や知り合いなどがいない私でしたが、あたたかい手を差し伸べて下さり、思ったよりも早く地域に打ち解けることができたと感謝しています。
ただし、最初は方言に戸惑いました。何を言っているかわからないことも(笑)。それも一年経過し、今では大体のことは分かるようになりました。
Q.メロン栽培をやってみて、どのような時にやりがいを感じますか?
⇒A. 一日一日少しずつですが、確実に成長するメロンを見守ることが私の日々の楽しみです。
そして、メロンが出荷される時の達成感。
自分が手をかけたメロンを食べたお客さんが「美味しい」と喜んでいただけた瞬間、感動とともに嬉しさが込み上げます。
Q.この一年で、一番つらかったことは何ですか?
⇒A. 真夏のハウス解体作業は本当にしんどかったです。また、出荷が忙しい時は嬉しい反面やはり作業も多く、大変だと感じました。
農業の世界へ飛び込む場合、体力面については覚悟が必要だと痛感した瞬間です。
季節によって忙しさが極端に変わることもありますし、外で働く分、日々の気温や湿度などによって思った以上に体力が奪われるので、油断してはいけないなと感じました。
Q.社長はどんな方ですか?
⇒A. 社長からはメロン栽培について直接色々と教えてもらっています。
メロン栽培にこだわりがある分、正直仕事には人一倍厳しいですが、とても穏やかで優しい方です。
自分は問いかけに対して、考え込んでしまってすぐに言葉にできない時もあるのですが、社長は私の言葉が出るのを急かすことなく待ってくれているのを感じています。
ちょくちょく飲みに誘っていただくこともあり、メロン栽培のことだけでなく、地域のこと、生活のこと、色々なことを教えてくれます。
Q.谷口さんの夢はなんですか?
⇒A.今のところは、社長の指示のもと水やりや誘引などの栽培管理を勉強していますが、ゆくゆくは自分の判断のもと、的確な管理ができるような...メロンのスペシャリストになりたいです。
株式会社篤農は、昨年法人化し、今後ますます会社を盛り上げていこう、大きくなっていこうとしています。
近い将来、新たなハウスをオープンする時になったら、自分がリーダーとなってメロンの栽培管理ができるよう、頑張っていきたいです。
【取材を終えて】
言葉数は多くはありませんが、一つ一つの言葉が前向きな谷口さん。
社長への強い信頼とメロンへの愛情、強い向上心を感じました。高知暮らしも満喫しているみたいで良かったです。
株式会社篤農ではメロン栽培だけでなく、メロンジュースなど六次化への取り組みも積極的。
これからがより楽しみな魅力ある農園ですね。谷口さんのご活躍をお祈りしています!
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谷口さんが働く「株式会社篤農」は
現在新しいスタッフを募集中です。
ご興味のある方はこちらをご覧くださいませ▽▽
http://www.agreen.jp/job/detail.php?job_id=1206
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